CMYK-6252(CD)
26で紹介したマイク・フランシスが88年にリリースした名盤。 これぞクワイエットストーム。 初期ヒット“Let Me In”“Survivor”を想わせる全編心地よいメロウビーツ、光の粒子を放つやわらかなシンセサイザー、こみあげるヴォーカルはまさに彼の真骨頂。 ゆっくり歩く速さのスウェイビート“Don't Start Givin' Up”、空を仰ぐようなスロウ“Dusty Road”、夜に灯をともすバラード“Young Lovers”と、AORテイストの美しいメロディが溢れる。 デビュー以降イタロディスコ界を席巻し、本名のFrancesco Puccioni 名義で曲を書き続けた彼の4thにあたる本作は、サウンドプロダクションも充実し、スムース&メロウ調の佳曲を数多く収めた最も完成度の高いアルバムとなった。 ボーナスで収めたマーヴィン・ゲイ“I Want You”のカヴァーは92年にラジオプロモオンリーで存在したCDシングルからの初出。また11曲目“Friends”は、ディスコクイーンAmii Stewart をヴォーカルに迎え、欧州を超えたスケールでトップシングルチャートを賑わし、フィリピンでも大スターとなった彼の代表曲。 2009年1月、惜しまれつつも47歳の若さで逝去。 合掌。